10代の頃は、おでこや鼻など、Tゾーンと呼ばれる顔の中心がテカテカになり、ニキビの多発地帯となっていた私ですが、
歳を重ね、30代になる頃から、ニキビは、顔の外側=フェイスラインに出ることが多くなってきました。
ニキビが出やすくなる原因は、いろいろありますが、今回は、
ということにスポットを当てて、ニキビ対策を考えていきたいと思います。
目次
顎にニキビが出来やすい原因として、多くはホルモンバランスの影響が大きいみたいです。
生理の周期に合わせて出てきたり、女性ホルモンが減少する年齢の頃などは、特に出やすくなります。
【ニキビが出やすい顎のメカニズム】
顎の周辺は、汗腺が少なく、乾燥しやすい場所であるとともに、皮脂腺は多くあるので、乾燥を守ろうと皮脂の分泌が過剰になることで、毛穴に皮脂が詰まりやすくなり、酷くなれば炎症を起こしたり、さらに悪化するケースもあります。
顎は、一度できると治りづらいのも、そのような状況があるからです。
※頬杖をつく癖があると、手のばい菌が肌につき、さらに、炎症を起こしやすくなりますので、顎に手を持っていく習慣がある人は、気をつけましょう。
【スキンケア対策】
年齢とともに、ターンオーバーの周期が長くなることで、毛穴付近の表面も固くなったり、古い角質で分厚くなり、毛穴を塞いでしまうこともあります。
このような場合は、しっかり保湿をしながら、清潔に保つことが大事になります。洗顔のやりすぎは、さらに肌を傷めたり、乾燥させる原因にもつながりますので、潤い成分が配合された泡洗顔や、酵素洗顔などもおすすめです!
【女性ホルモンとイソフラボン】
また、女性ホルモンに似た大豆の成分イソフラボンを摂取できるように、納豆や大豆の煮豆などを摂取するという方法もあります。
【睡眠時間でホルモンのバランスを崩さない!】
夜の22時から午前2時までは、肌がきれいになるゴールデンタイムと言われているのを、どこかで聞いたことありませんか?
子どもも同じ時間帯に成長ホルモンを分泌するため、早寝するようによく言われます。
夜22時から午前5時ころまでの就寝中、身体のあらゆる場所で、身体が回復するための働きが行われています。
寝が浅い人などは、枕を変えてみるなど、良い眠りをたっぷりできるよう、睡眠時間を見直してみましょう!
食事は、栄養バランスが整ったものを、規則正しく食べるこことも大事です。
ダイエットなどで食事を抜いたり、深夜に食べたりすることは、健康にもよくありませんが、体調が崩れれば、お肌にも影響を及ぼします。
特に、摂取しておきたい栄養素は、皮脂の分泌を抑える働きがあるビタミンB2です。
納豆、レバー、ウナギ、アーモンド、海苔、魚卵、チーズ、鶏卵、キャビア、魚肉ソーセージ、ずわいがに、さば、など。
というように、ビタミンと言っても植物性のものより、ビタミンBは、肉や魚などの動物性食品に多く含まれます。
ビタミンBの効果は、エネルギーの代謝、皮膚や粘膜の健康維持、有害な過酸化脂質の分解に関与しています。
もしも、ビタミンB不足になると、皮膚や粘膜に炎症がおこりやすくなります。
症状は 口角炎、口内炎、舌炎、脂漏性皮膚炎。 目が充血してゴロゴロする、などの症状が出やすくなります。
また、過剰皮脂の人が摂取を控えたい食事については、
などが、挙げられます。
ダイエットで、高コレステロールの食材を避ける人もいますが、コレステロールは、細胞膜の構成成分であり、また、ホルモンの原料にもなるので、低すぎるのも問題となります。
バランスよく摂取できるように心掛けてみましょう!
30代以降のニキビの原因に、インナードライ肌なため、皮脂が過剰に出るケースがあります。
インナードライ肌なのか、オイリー肌なのか、「肌チェッカー」を使用すれば、家庭で簡単に調べることができます。
私も、10代の頃から肌がいつもべとつきやすかったので、てっきりオイリー肌だとばかり思って、間違ったスキンケアを長くしていましたが、
実際に調べてみると、水分量が19%という正常な水分量の3分の1しかなく、しかも、脂分量が正常な2倍近くもあることが分かり、ひどいインナードライ肌であったことをこのようなスキンチェッカーで知ることができ、ずいぶん驚きました!
しかも、スキンケア商品を変えるたび、スキンチェッカーで調べることによって、そのスキンケアが保湿にどれだけ効果があるのかを調べることができますので、自分の肌にあったスキンケア商品を、科学的に見つけることもできます。
このスキンチェッカーは、デパートの化粧品コーナーでやっている本格的なものではありませんが、簡易に近い数字を計ることができます。
体重計の内臓脂肪を計るのと似たような原理で数値を計っているんだそうです。
胃腸が悪い場合の肌荒れは、ニキビのほかにも、様々な症状を伴います。
また、腸が原因で肌荒れが起こりやすくなることもあります。
この場合は、暴飲暴食を避け、ストレスをためないこと。
規則正しい食生活の時間、胃に負担のかからない食事内容にする。
睡眠時間をしっかりとる。
場合によっては、内科受診で胃の改善を相談する。
など、元気な胃腸にするための努力を考えてみましょう!
【腸内環境と肌荒れ・ニキビの関係について】
便秘によって腸内に便や老廃物が長くとどまると、悪玉菌が生み出す有害物質が体に吸収され、血流によって体中に運ばれてしまいます。最終的に体はその有害物質を肌から排出しようとするため、老廃物が肌の角質や皮脂と結び付き、肌荒れや吹き出物となって現れるとされています。
引用元:「スポーツジムルネサンス」よりーhttps://www.s-re.jp/magazine/health/17/
ということです!
便秘はしていませんか?
もし、便秘がちな場合は、乳酸菌サプリや食物繊維の多い野菜を摂取してみるなど、腸内環境の改善から考えてみるのもいいかもしれません。
ニキビは化膿性疾患のひとつなので、体に余分な熱が溜まっているとできやすくなります。
この体に溜まった熱に「老廃物」が組み合わさると、ニキビができると言われています。
体に溜まった熱以外でも、寝不足やストレスで体が疲労困憊の場合、全ての内蔵機能が低下、肝臓に疲労が溜まることで、血液の浄化機能が落ち、腎臓が弱ると老廃物を排除しづらくなります。
要するに、内臓の疲れや栄養バランスの悪さによって、余分な栄養分や分解・解毒できなかった毒素が、ニキビとしてあらわれるわけです。
引用元:「Lifehacker」よりーhttps://www.lifehacker.jp/2012/03/120305nikibi.html
とあります。
心当たりがある人は、サラサラ血になる食生活の改善や、水分(水やお茶)をマメに摂取するように心掛けることも大切です。
女性ホルモン(卵胞ホルモン)は、"美をつかさどるホルモン"とも言える、お肌の調子を良くしてくれるホルモン。月経後、徐々に分泌が増え、排卵後には低下していきます。皮脂分泌を促進する男性ホルモンの働きを間接的に抑制するホルモンです。ダイエットや不規則な生活など、肉体的・精神的なストレスで分泌が減ると、体内の男性ホルモンが相対的に多くなるため、ニキビの原因となることがあります。
ホルモンバランスが崩れると、ニキビができやすくなる、増える傾向にあります。
引用元:「ロート製薬(株)」よりーhttps://www.shop.rohto.co.jp/shop/contents/clmacne.php
※男性ホルモンは、皮脂腺の発達や、皮脂の合成に深い関わりがあり、体内で男性ホルモンが活発化すると、皮脂の分泌量が増加。ニキビができやすくなります。
ストレスや加齢などにより女性ホルモン(卵胞ホルモン)の分泌が減少することは、男性ホルモンを活発化させることにつながりますので、どうしてもニキビが出やすい体質になってしまいます。
ホルモンバランスを崩さないように、無理なダイエットや不規則な生活を見直し、女性ホルモンに似たイソフラボンを摂取するように心掛けてみるのもよいのではないでしょうか。
虫歯ができると歯根から膿やガスなどの悪い物質が出てしまいます。それが毛穴に到達し、ニキビを作ってしまうのです。これはあごだけではなく鼻や口周りのニキビにも言えることです。もし今虫歯があって、そして鼻や口周りにもニキビができやすいのであればそれは虫歯が原因かもしれません。
引用元:「 ロサビューティーアカデミー」よりーhttp://rosamayumi.com/jaw_pimple-2381.html
という説もあるようです。
虫歯は、健康にも害をもたらし、しっかり噛んで飲み込めないと、胃腸にもよくありません。
もし、放置された虫歯があるようなら、早めの処置をおすすめします!
遺伝的に過酸化脂質体質の人は、以上のような原因とは関係なく、顔に過剰皮脂が出やすく、その皮脂が酸化しやすい体質ということもあります。
遺伝の場合、きょうだい、両親、血縁親族などにも似たような体質の人がいれば、遺伝の可能性があります。
あなたご自身が、遺伝的過酸化脂質体質かどうかを見極めたいなら、ご家庭で、簡単に検査できるキットがあります。
体質のリスク検査+リスクに合わせた予防美容成分がすべて配合されたオールインワン美容液がセットになっています。
※美容液は、定期購入扱いになりますが、購入継続回数に縛りはないので、効果が気にいらなければ、2本目以降は解約できます。
いかがですか?
あなたに心当たりのある原因は見つかりましたでしょうか?
しつこいニキビは、本当にイヤなものです。
諦めないで、一つづつ改善して、一緒にあこがれの白い美肌を目指しましょう!